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オナモミ亭 ~猫柳一番地~

くも膜下から回復中の父のことを綴る場。

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替え歌できた(^m^) ~サザエさんで…


c2ba917cjpeg 取材をしようと街まで 出ーかぁけたぁが♪
            ホッホー     ホホウホホホホ  
 財布ぅ 忘れた かなり~のサザーエさん♪
    アソォレ ソレソレッ     ソーレソレソレ
 みんなが笑ってるぅ~♪
           ソリャーワラウヨ
 本人も笑ってるぅ~♪
          オマエハワラウナ
 るーるるるるっる~♪
         アソーレソレソレッ
 きょぉーも脳天気ぃ~♪
           ハーァビバノンノンッ


9836695djpeg ニャンダッテ?
 ニャニシテンノ?

 仕事シナヨウ…  
 ニャニ? モウアキタニョ?
  
 ダメダニャ~ マァイイケドネ…
 アサマデニヤルンニャヨ…



P.S. 朝5:20です。仕事は3時に終わりました。でも、二番ができました♪

わたしの親戚総勢 80人♪
どいつも こいつも ナミヘイかサザーエさん♪
たいてい笑ってる~♪
もれなく笑ってる~♪
るーるるるるっる~♪
みーんな脳天気ぃ~♪

おあとが宜しいようで~ッ ε=┏(; ̄▽ ̄)┛



●過去ログより~日常、うっかり、替え歌●<
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・・・≫≫≫≫≫

働くカツオは考えた

弟が今頃インフルエンザに罹ってしまい、実家には帰れず。先月は父のナミヘイが入院までしたインフルエンザですっ!!
おまけに…原稿あと5本上げないとっ(*o*) 明日は朝からアポっ(TへT) 久々に「ゆかいじゃない」日曜の夜です。
 
オチビのちっ君は、いつもならゴロゴロしている日に、わたしがPCに向いっぱなしなのが不思議なようです。
「アキタナラ遊ンデヨー」と、何度おろしても膝に乗ってきます(^m^)他の4匹は「アー仕事ナノネ」と遠巻きにしています。
 
 しかしちっ君、ぶちゃいくに写ってますね…ぶほほ。

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猫と制服

わたしが仕事漬けの時も、猫たちはまったり仲良くお留守番です。
  
この変なものは骨だけにした「にゃんこコタツ」。

日中はあったかいので上掛けを外してあります。
団子になっているのは、左から、ちぃ作・ぴ助・たーまん。
「おちび隊」ですが、それでも総重量は約14kg…はぁ~どすこいッ!
ちなみに…『キャラ被りの親子』は、たった二匹で約14kg…はぁ~どすこいッ!


猫たち同様、ガリ子で低体温・低血圧のわたしは、ちょっと寒がり。
もうだいぶあったかくなりましたが、いまだにミリタリージャンパーです(^m^)


  
先日の『豆腐の角に…』でも、コイツのおかげで死なずにすみました(*m*)
もちろん、風邪もひきませんでした♪(もともと丈夫なんですけどネ)

会社員時代から、洋服として・寝袋として…大活躍のこの一枚。
トレードマークというよりは、もはや「制服」という感じです。
ちょっと高かったけど、もう何年も愛用していますから、完全に元もとれてます(^m^)
洗濯もガンガン、自宅でやっちゃえる「強い子」さんですよ。
   
ボアの裏打ちがしっかりしていて、首まわりはフカフカ♪
手首も二重になっているので隙間風知らずの無敵くん♪
ポッケは6個、フタもしっかり着いていて安心・便利♪
どこの会社の床で寝ようとも、枕も布団もいりません♪(帰らせて~)

何が起こるか皆目わからないしウッカリ子さん(どんな子っ)なので
秋~ゴールデンウィーク間近までは、これがないともう心配でシンパイで。
真夏でもお守りのように、目につくところにかかっています。
猫と「制服」の2つは、いつでも必ず、わたしのそばにあるもの。そして、ないと困るもの。

さて、仕事の原稿を書かなくては。あはは。


●過去ログより~日常、猫●
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豆腐の角に2

今日はほんとの晴れでした♪
布団干しました♪
取材も行きました♪
そしてやっぱり、またまたやってしまいました~ッε=┏(; ̄▽ ̄)┛

◇◇◇
先月号の取材時に

「ウンのいい1日」がありました。
その時、飛び込みの1発目となったお客さまは
とある大きなチェーンのハンバーグ屋さんでした。

グランドメニューのリニューアルを間近に控え
販促物の作成や配布手配、もちろん本業であるお店も忙しい中で
まさに寝ないで校正してくださった店長さんは元編集者。
下阪直前の綱渡りで、時間的にはドキドキでしたが
わたしや媒体のこと(印刷スケジュール)もよくわかってくださり
とってもワクワク♪満足感いっぱいの「最終校了」でした。

今月号も掲載していただけることになり、担当もまたわたしです。
お礼を兼ねてランチに伺おう♪

こんにちわぁ~♪ あははは…うふふふ…きょほほほ…
自腹でランチに来てくれたんですかぁ? 嬉しいなぁ♪ あははは…

ここまではよかった。

お財布ないでござる~!!
持ってきてないでござる~!!
小銭入れには700円、最低価格のランチは750円でござる~!!
わたしはおさる~!(反省しろ~い w(*o*)w)
まぁ~どうしましょッ?(聞くなよ~ w(*o*)w)

店長さんは腹を抱えてひとしきり笑ったあとに
  50円、僕払いますから
  せっかくですから食べてってくださいね と。

あ~豆腐の角に頭ぶつけて死んぢまいたい~ッ(TへT)
「また来てください」でよかったのにぃ~。ぶほー。

いや、待てよ。

あらゆるポッケをホリホリホジホジ…あったー!! 62円も♪(^◇^)

店長、ありましたッ62円ありましたッ 胸を張って食べられますッ
帰りの電車賃はあるんですか?  回数券もってます♪



さらに座布団10枚分ほど笑っていただけて。
今年度分の指名を頂戴いたしました♪(営業さんありがとう♪)
コーヒーとピクルスをサービスしてくださって、満腹満足しあわせいっぱい(^m^)
  
さぁ張り切って原稿書いて、明日も取材に行ってきまぁす♪


P.S.
二度あることは三度あるので…ちょっと心配です…いや、楽しみにしてないか? (^m^)
頭を縛ったまま寝ちゃったので、今日は最初から「ムーミン谷のミー」でした。


●過去ログより~日常、へっぽこ絵●
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豆腐の角に…

なぁにが「東京は晴れ♪」ですか~ッ
わたしの馬鹿バカとん馬のコンコンチキ~ッ
北風を伴う雷雨でミゾレまで…(TへT)

『にゃんこ天気予報』でスミちゃんが「雨ダヨ~」と、ちゃんと教えてくれていたのに。
もちろん、昨晩から天気予報は見ていません…


今日は一発目から食らってしまいました。


撮影もあるのに、物が届かない、決裁者も遅れていらっしゃる~。
1時間位はかかるかも…とのことなので、次の取材先に向いました。

…が。ここでもどっしぇ~w(*o*)w
思いっきり…忘れていらっしゃる~!!
出直して欲しいという雰囲気がムンムン…

昨日確認の電話もいれたやんッ ハイよろしく言うたやんッ
…と言いたいのは山々ですが…お客さまのお客さまは、やっぱり神さまです。
気を取り直して、世間話から誘導~。なんとか取材をさせて貰えました。ふぅ~

この段階でお空がかな~りヤバイ感じに…
とりあえず、本来の「1発目」に戻ろう…
としている間に、ポツポツ、びしびし、どっしゃ~!!

カメラや三脚も持っているし
校正紙もいっぱいあるし
リュックにはメディアもあるし
傘とカッパが欲しいよう(TOT)

■でもお金がにゃいにゃいにゃい~ッ!!■

普段からしょっちゅう財布を落とすわたしは
取材の時はいつもより緊張して、さらに忘れ物をしやすいので
(カバンを置いて手ぶらで帰ろうとして失笑されたことも…)
喫茶代、電車賃、+ちょびっと…と、最小限のお金しか持ち歩かないのです。
もう行きがけにケンタッキー入っちゃったよーん(TOT)
スミちゃんが欲しがって大騒ぎするので
取材時に外で食べるのは結構楽しみなのです♪
ショボイ楽しみふう。そしてその楽しみがアダとなるの巻。ぶほー。

…迷ったあげく…カッパだけ買いました。  

チビでヒールを履かないので傘だと人にぶつかって歩きにくいし、今日大事なのは機材の方です。
もうわたしなんてどうでもいいわぁ(TへT) どうせハニワの花沢さんだし(TへT)

あめっ 豆腐の角に頭ぶつけて死んぢまいたい…
  
でもいいもーん。あまりの哀れな姿に、牛スジの美味しい「新メニュー」
ぜ~んぶ食べさせて貰えました(^m^) 取材もさくさく終わったし♪

しかし冷たい。寒い。
靴の中までジョビジョバだし、頭もめちゃくちゃであります。
花沢さんはムーミン谷のミーに変身して
さらに哀れな姿で次の取材先に向うのでありました…とっぺんぱらりのぷぅ。


おばあさん二人に道を尋ねられました。別々に。二回、尋ねられました。
頭にミゾレつけたハニワのミー…可哀想で声をかけたくなったのでしょうか(^m^)


P.S.

豆腐の角に頭ぶつけて死んじまえ…この言葉、結構好きです。
   豆腐の角に頭ぶつけて死ぬわけがない
   でも 死んでしまえッと言いたいくらいプンプンなんだぜいっ
…という雰囲気を醸し出してるところが、粋かなぁって(^m^)



●過去ログより~日常、編集、へっぽこ絵●
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ハニワが行く

東京は晴れてきました。今日はたくさん走り回るので、よかったです。
でも、ちょっとだけちぇーっです。布団、いっぱい陽にあてたいなぁ。

こないだ100円の布団叩きを買ってきてバンバンバン…
三発目で折れました(TへT)恐るべし、ソフト部パワー。次は竹のを買おう。

起きたらやっぱりハニワだったのでしゃわわわわ~⇒プチハニワ程度に復旧
顔は一筆書き⇒花沢さんヘア  で、準備完了。

はにわ 書きたいことたくさんあるのに、残念。いってきます。


●過去ログより~日常、へっぽこ絵●
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取材、始まるの巻

恒例の「のんびり月曜日」を堪能しました。
東京は曇りだったので一歩も外へ出ず。わたしは晴れと雨が好きです。

さらに恒例のお昼寝ならぬ「お夕寝」から目覚めようとしたらぴんぽろり~ん♪
媒体さんからメールで取材スケジュールが届きました。
明日から2週間拘束です。ありがとうございます~。
まさに、果報は寝て待てですにゃあ(^m^) 取材の下準備がさっき終わりました。

   しかし、問題はわたしの「目」。

視力は両眼とも1.5で全く問題ありません。よぉ~く見えます。
毎日目の形、強いていえば顔が違ってしまうのです。

元々奥二重なのに激しい部活でだんだん落ち窪み、中1の夏、気づけば二重。
ですが、後天的なへっぽこ二重なので、睡眠時間や水分摂取量によって
三重になったり四重になったり、ハニワだったり土偶だったり…ぶほ。

ふたえ
  
先日お会いしたばかりの方に、気づいて頂けないことすらあります w(*o*)w
うーっ明日は普通の顔でありますように…
といっても、ロンブーのアツシと室井滋を足して2で割ったような程度の…(^m^)
ファニーな自分の顔は、けっこう、好きです。うふふ。


●過去ログより~日常、へっぽこすぎる絵●
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亀ちゃんず

あったかくなって、亀ちゃんずも活発になりました。
ちびっ子銭亀のゼニオ君とデコタンは、ブラシをおねだり。

かめちゃん

   ハイッハイッ
   僕モ僕モー
   ヤッテヤッテー   と手をあげます(^m^)

古い歯ブラシでしゃこしゃこ♪
亀もニッコリ笑うんですよ。
後ろには、猫たちが大行列で見学です。
  
水つくりにはジクラを、餌はレプトミン小亀用を愛用しています。
ジクラは失敗がなく、すっごくいいです♪


●過去ログより~亀、へっぽこ絵●
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ゆかいだにゃ♪

フリーになってピカイチのお楽しみは「月曜にアポを入れないこと」(^m^)
  
日曜の夜…というか月曜の朝?は

 本を読んだり
 撮り溜めたDVDを観たり
 へっぽこ手芸をしたり

好きなだけダ~ラダラ♪
  
朝になれば、晴れたら洗濯をし、また寝ちゃったりもします。

ゆかいだにゃ 猫たちも、まったりまとわりついてグルホホホ…

滅多に自分を甘やかさないわたしにとっても必要な、大好きな時間です。


●過去ログより~猫、日常、へっぽこ絵●
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プレジデント

先日、電車に乗る時のお供に、中吊りが気になっていたプレジデントを買いました。

ぷれじ

大そうな書名のわりにいろんなことがわかり易く載っていて、気になることがある時に便利な一冊です。


電車が走り出し、プレジを開いて読み始めました。
ふっと目をあげて前を見ると、高級スーツに身を包んだ
かなりデキそうなタイプのサラリーマンが、同じ号のプレジを読んでいました。
  
   …目が合いました。
   …彼はわたしをキッと睨みつけるとプレジを仕舞ってしまいました(^m^)

いいじゃないですか~。わたしが読んでたって。
わたしは女性誌を全く読まない…というかヨメナイのですし。

・(仮)この春こそ痩せる!
 胃下垂で痩せぎす、トリガラコのヤセチビタ(**) ふっくら顔は「悲願」!
・便秘に効く○○○!
 胃下垂は便秘になりマセン(--) カタツムリのように食べた回数だけ出マス
・(仮)魅せるボディに効く下着!
 寄せて集める肉がありマセン
・(仮)手に入れたい素敵服!
 幼児体型に似合う服は限られていマス
・(仮)贅沢に、美味しい○○!
 胃下垂はもれなく胃拡張! 燃費が悪いので高級品は食べません
・(仮)男ウケするメイク!
 どうでもいい~(*o*) 校正中の目標は「顔を洗おう!」の低レベルふう
・(仮)デキる女になる!
 デキるおやぢにはなれてるようデス

どれもこれも…わたしにはあまりにも縁遠い特集…ぶほー。

主婦向け雑誌は『偉人伝』として時々買います(^m^)
片付けの達人や素敵な住まいの主は、わたしにとっては、まさに偉人。
偉人伝以上にわたしにとっては…とっては…ぐはぁっ。


新聞やニュースで情報が足りない、気になる時事問題がある時
わたしが読むのは週間ダイヤモンド、東洋経済、そしてこのプレジデント。

臨床検査薬品メーカーにいた時
セクレタリーという名の「小間使い」をしていました。
これらの雑誌は、読まされるうちに「読みたい雑誌」に昇格~♪
読むと、これがまた結構面白いんです。
生きている限り、誰しもが政治や経済とは無縁ではないから。


◇◇◇◇◇◇
母はお茶の水、父は早稲田という「学生の街」出身のせいか
どちらも読書家で、家にはたくさんの本がありました。

田舎の社宅に引越した時、近隣に本屋がないのに仰天!
「本を読まない子どもはバカになる」という信念? の元
母は 自宅→移動図書館の誘致→地域文庫 と
町に立派な図書館ができるまでの長い間、ボランティア活動をしていました。

毎月届くたくさんの本を母が仕分けする横で片っ端から読みました。
多い日には20冊以上も♪寝ないで読んだ日もありました。
母はなるべくルビ付の本を仕入れるようにしていたので
シェークスピアは幼稚園で、三国志は1年生で読破。
「すごい本読んでるのね~♪」と近所のおばさんに褒められたいばっかりに(^m^)

でも、巡りめぐって文字を仕事にしている今
膨大な量の「読書の抽斗」が、わたしの仕事を支えてくれています。


この「片っ端から」というのはよかったな、と思います。
こういう言い回しはカッコいい 美しい …という以上に
こういう言葉はつまらない 人を傷つける …などがわかるんですね。

音によるシチュエーション効果がない文字は
言葉本来の持つ意味が、直球で心に突き刺さります。
編集者が手を入れても尚残る、言葉の牙。
言葉は力だ、文字は力だ、言霊だ…というのは、こういうことか、と。

あとに残る「紙の仕事」では、慎重に言葉を選ぶ習慣がありますが
ネットやブログでも、同じように言葉を大切にして欲しいわたしです。
ほぼリアルタイムのコミュニケーションだけに、効果もショックも甚大です。
そして、残ったキャッシュは、常に「今」として蘇る。


たとえば 「バカ!」とひと言書いただけでは
冗談なのか、笑っているのか、呆れているのか、怒っているのか…全然わかりませんものね。

ちょっぴりおバカっぽくても、絵文字も顔文字も、いまや大切な文字でありコトバ…なのですね。
しかし仕事で顔文字を使うことはありえないし、同僚や友だちも使わないナァ。
顔文字のボキャブラリーが…少ないです(笑)


●過去ログより~日常、雑誌、思考●
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キャラ被りの親子

完全にキャラ被りの親子が喧嘩中~(^m^)
どっちがわたしにだっこするか…で、おちゃびんと寿実ちゃんが(*m*)
後ろではたーまんとちっ君がぼぉ~っと見学しています。

なぐるおちゃび
  
おちゃびんは今年7歳になるうちの王様♪弱虫のヘタレ王ですが…。
2002年に自分で志願してうちの子になった元捨て猫で
家出をしたりしつつ、2004年の春に「ほんとうにうちの子」になってくれました。
本当の名前はライおっさん。元の名前はピッピです。
捨てられたお家の前のゴミ捨て場で、2年近く頑張った
なかなか根性のある愛情深いおちゃびんは
甘えっ子でお茶目でスネ小僧でヤキモチ焼き。
表情も感情も実に豊かで、わたしとの相性は抜群です♪
  
息子の寿実太は約1歳違い。
寿実太も2003年に自分でうちの子になりにきました。
おちゃびんよりおっとりした性格の寿実ですが
顔も体型も好みも「今したいこと」もおちゃびんにそっくり。

いつもは寿実ちゃんが勝つのですが
今日は高いところにいるおちゃびんが優勢でした(^m^)
二人ともおんなじように可愛いよ♪二人一緒にだっこしよう♪(無理)


ニアイコールは、ノットイコールよりも難しい関係なのですね。


●過去ログより~猫●
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キャットタワー

いつも遊びに来るぶーにゃんのお家からプレゼントしていただいた大きなキャットタワー。

ちっくん 入っているのはおチビ(でも5kg近い)のちっ君。
  
といっても、和んでいるわけでも楽しんでいるわけではなく、鬼ごっこから「避難」してるだけ(^m^)
とっても喜ぶにゃんこが多い人気商品なのに、うちの子でちゃんと遊ぶのはピッ君だけです。
もっぱら避難用として活用され、最近はわたしの「本棚」になっています…ぶほ。

せっかくいただいたのに…みなさんのにゃんこ、猫タワーは好きですか?


●過去ログより~猫●
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イイヅカさんの教え

たーまん
と、たーまんが申してましたのに、掃除を中断して散歩に行ってしまいました(^m^)
  
桜に誘われて、ふらふらとワクワクと1日を過ごしました。
さらにうかうかしているうちにもうすぐ朝じゃないですか~。
ダメダメではありますがこんな1日も必要ですよね(^m^)
  
母方の祖父が指物師だったせいか、木と、木に咲く花が大好きです。
幸運なことに花粉症ではないし、年がら年じゅうリフレッシュと称してお散歩。
いったん「今日は散歩♪」と決めたら20~30km位は歩いちゃいます。
部活のおかげで丈夫なんです。毎日、アップで10km走ってました(^m^)

   ポケットに猫カリカリを入れて
   水筒にホットコーヒーを入れて
   お金はあまり持たずに出発~♪

この季節に歩いていると、心は新入社員時代にひとっ飛び…。
野球について熱く語って臨床検査薬品メーカーの広報に配属になったあの春
わたしの初めての上司になった、イイヅカさんのことを思い出します。


◆「パート・オブ・ジョブ~a part of job」という考え方をご存知ですか?◆


今でも大好きなその会社は
帰りが危険なので…と、女性にはなるべく残業させない方針。
雇均法施行後も、女性は基本的には22時まで…という
ある意味親切な会社でした。

当時その広報部門は営業本部長直属の「課」で
男性は主任のイイヅカさんだけ。
薬剤師の資格を持つ商品プロモーター、ベテランのお姉さんが3人
そして「高卒の謎の野球バカ」のわたしのみ! というメンツでした。


この人数でマーケティングも営業企画も兼ねていたので
当然、仕事は山のようにありました。
他部門の女性は19時頃には全て退社しているのに
我が課のみがいつも残業~。でも、女性陣のマックスは22時です。
残った仕事は全て、イイヅカさんが徹夜して片付けてくれていました。

大して入社年度の変わらないお姉さんたちには頼みづらかったのか
イイヅカさんは、クッキーやおせんべいを机に置きながら
「資料朝までに仕上げておくから、早出してコピーしてくれる? ごめんね~」
と、よくわたしに言っていました。(早出はOKだったのです)
体育会系のわたしは、上司の頼みを断るなんてことは頭もよぎらず…
お菓子の欲しさもあって、暢気に「いいですよ~」と、いつでも二つ返事でした。


   いつものように繰り返された、お菓子とコピー。
   そんな「いつもの朝」のはずでした。


7時半なのに、フロアで怒鳴り声がしていました。
本部長の声です。

小さな声で「おはようございます」と言いながら入っていくと
徹夜明けでヨレヨレのイイヅカさんが怒鳴られていました。
本部長は、全くわたしの姿が目に入らないような怒りようです。

聞かずとも聞こえてくるその内容は
本部長が求めていた結果が
このマーケティングでは証明されない! というもので
咆えるだけ咆えると、本部長は上着を引っ掴み、嵐のように出張へ…。
あとには、うな垂れたイイヅカさんとわたしが残されました。


いつもは多弁で明るいイイヅカさんですが
「おはよう」とだけ言って、貧乏ゆすり。
自信作のマーケ資料を全却下された悔しさ
新入社員の前で罵倒された恥ずかしさ、徹夜の疲れ…
いろいろなことが胸をよぎっていたことでしょう。

話を聞いていただけに、わたしも気まずい。
でも、こんな新米が慰めるのもなんだかおこがましい。


そこで…ちょっとだけ考えて、お茶をいれてきました。


黙ってお茶を机に置くと
イイヅカさんに笑顔が戻りました。
いつもの多弁なイイヅカさんに戻りました。

  ありがとう、ありがとねー。
  お茶嬉しいなぁ。美味しいよ。
  今、お父さんが会社で叱られてたら…って思ったでしょ。
  そういうことってね、実は一番大切なことなんだよ。

  会社はね、家族みたいなもんだー と僕は思ってるんだ。
  悔しいことも、頭にくることも、そりゃあるよ。
  でも、相手がもし親だったら、兄貴だっら、姉貴だったら…
  そこまで腹が立つかどうか、ちょっと考えてみるんだ。
  そうすると大して腹も立たないもんなんだよね。
  今みたいにね、お茶出してくれたりとかね
  男女同権とかでウルサイけどね、今は…
  必要だねぇ、いいねぇ、元気がでるよー。

  会社ってさ、外に対して一丸にならないとダメなんだよね。
  中で喧嘩してる場合じゃないんだよ。
  今僕もね、本当は悔しかったよ。
  でも、絶対に自分が正しいっていう保障はない。
  本部長は、本部長になるまでの実体験から言っていることだし
  僕がやっていることは、会社の仕事の一部でしかないからね。

  パート・オブ・ジョブって考え方、知ってる?
  全ての仕事が、会社にとって大切なパーツなんだってことだよ。

  今任せられている仕事は、経験とか年齢とかで
  たまたま割り当てられたに過ぎないんだ。
  今任せられてない仕事も、本当は君の仕事かもしれないよ。
  どれもが、絶対に必要な仕事なんだよ。
  自分だけで完結する仕事なんて殆どないもんね。
  みんなみんな繋がってるでしょう。
  このジョブなら、コピーした資料に営業全員が目を通して納得して
  そこからが本当のスタートなんだよね。

  いつも朝頼んでるコピーも、大事な仕事なんだよ。
  この課でのアンカーだからね。
  なんでわたしがコピー…って思ったこともあるかもしれない。
  でもね、末端の仕事を大切にしない人に
  大きな仕事のリーダーはできないんだ。
  目の端で他の人の仕事をみながら、自分のマターをこなしていく
  それを続けて、チャンスが来た時に頑張って
  どんどん一人前になっていくんだよ。
  この人になら任せられる! ってなるんだよ。

  て、わかる? 僕、昔の人間だからなぁ。
  自分のこと、企業戦士だと思ってるんだ。あははー 死語かなぁ。
  せっかく早出してくれたのに、ごめんね。
  資料作り直す元気でたよ。お茶ありがとね。
  あー あとね 今みたいに
  人として必要だと思うことをやるって、これもすごい大事なことだよ。
  その視点を持ち続けることは、いつか君の「力」になるよ。
  さーて、じゃあ資料作り直すかなぁ。


長い長~い、お話でした。


饒舌に語るイイヅカさんの目は
父の日にプレゼントを貰った時の父さんのようでした。
会社は家族…という話がピッタリきました。
野球バカでしかなかった当時のわたしには半分ぐらいしか分かりませんでしたが…

イイヅカさんが、このシチュエーションで
「気が利くぅ~女らしいねぇ~」などという
貧困なボキャブラリーしかない人ではなかったことは
後で思えば大変なラッキーでした。

このあとさらに

  仕事はね、みんな繋がってるからね
  自分の仕事をなるべく早く仕上げて
  次の人に渡せるようにしないとダメなんだよ。
  仕事には全部締切があるから
  期日を過ぎたら、どんなにいいものでもダメなんだ。
  出来得るなら常に100%のものが出せるように
  気持ちも状況も作っておかないとね。


と、イイヅカさんの話は続いたのですが…(^m^)


イイヅカさんをはじめ、素晴らしい方の多いこの会社に
なーん年も前に辞めたくせに数年に一度は遊びに行き、元気を貰うわたしです。
イイヅカさんは、真っ白な髪の毛になり、今は本部長をなさっています。

優しくてお茶目だったイイヅカさん、今は部下を怒鳴り散らすこともあるとか。
立場上、やらなければならない時も、そりゃあありますよ♪
でも、いい年を重ねていらっしゃって、笑顔はあの日のままです。
寸足らずな部下だったわたしも、とっても嬉しく思います。


   職業に貴賎なし。
   あとは、好き嫌いと向き不向きです。


編集やライターの仕事をしていると「何大学?」と聞かれることがよくあります。

  大学はいってないんですよ 好きなことやってきただけなんです
  強いて言えば、最初に入った会社が大学みたいなもんですね

そう言うとビックリされますが、好きこそものの上手なれ。
苦労も苦痛にならず喜びになるのは、好きだから。
間違いなくイイヅカさんは、わたしの「恩師」の一人です。


もし、今の自分のポジションに悩んでいる方がいたら…
この「イイヅカさんの教え」を
ちょっとだけ思い出して欲しいなぁ、と思います。

   会社の人を家族のように思えますか?
   自分は会社の人にとって家族ですか?
   パート・オブ・ジョブを実感できますか?

そう思えなかったら今度は「そう思えない理由」を、考えてみてください。
全ては、たぶん、そこから。

そして、もし「仕事仕事って~!」と怒っている奥さまがいらしたら…
旦那さま、イイヅカさんみたいに、いい仕事をなさってるのかもしれません。
笑顔で「お帰り~♪」とお迎えしてあげてくださいませ。
親父会社にばかりいて、男前ならぬ「オヤジ前」と呼ばれて久しいわたしには
世の叔父様たちの気持ちがわかるのです(^m^)
家庭と同じように、外の世界も大切。家庭と仕事は「卵が先か、鶏が先か」。うふふ。

広告代理店時代、先輩達によく言われました。
「タマはなくとも心はひとつだ、最高にオヤジ前だ、お前は~ッ♪」
嬉しいような、悲しいような… w(*o*)w


■□■追記_2008.6.17■□■
今の時代には、ちょっとそぐわない「教え」かもしれません。
でも、わたしが働いてきた中で、もっとも助けとなってくれた、素敵な教えでした。うふふ。

●過去ログより~記憶の扉、思考、仕事●
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プレシャス

初めてトラックバックがきました。ので、書いてミルの巻。
モンプチプレシャスだにゃん♪

もんぷち
  
この缶詰、昨年の新発売の時に一通り試してみました。
我が家の駄にゃんずが大好きなモンプチの最高峰~!!
もちろん、喜んで食べました。
いい匂いだし、いいところをちゃんと使っていますからね♪
  
でもね、でもですねー、30gにゃ?! 大食らいです、うちの駄にゃんず。
総重量27kgのどすこいにゃんず…はぁ~どすこい、どすこいッ!!
これじゃあ全然足りないですぅぅぅ~(TへT)ひと飲みでごわす~(TへT)
セールの4P缶が精一杯でごわす~(TへT)


さて。別商品ですが…
モンプチ「ローストビーフ粗ほぐし手作り風」とかとかとか…
いろんな意味でおススメです♪

うちの駄にゃんずが好きな缶詰の1つです。
もちろん、他の缶詰とまぜまぜしてしかあげないのですが…

   どーしてもお肉が食べたくなって
   でも家になくて、買いに行く時間もなくって
   「たまごとじ」にして食べたのはわたしです♪


もちろん、とっても美味しかったです♪
おほ、おほ、おほほほほー(^m^)

これを買っておけば人間もにゃんずも非常時に安心…なんちゃって~。


●過去ログより~猫缶●
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・・・≫≫≫≫≫

ピストル二発、屁は三発!!

桜は満開、春爛漫♪

   春、春、希望の春。
   あたたかな、希望の光が
   満ちあふれている。(我が母校の卒業の言葉より)

この季節、桜とともにわたしが楽しみにしているのが
初々しいスーツ姿の新入社員のみなさんです。
就職活動で散々着たはずなのに
ばっちりキメてきたはずなのに
どうにもこうにもスーツに「着られちゃってる姿」。

学生時代よりずっと長い「大人」の世界へようこそ♪
頑張れ、楽しめ、社会人生活を♪
と、心の中でエールを贈らずにはいられません。


などと言ってるうちに、また「格言」を吐きたくなりました(^m^)

   笑う門に福来る
   男は度胸 女は愛嬌 → 男も女も度胸と愛嬌
   一球入魂
   嘘から出た誠
   先手必勝
   災い転じて福と成す
   騎をして鼠をとらしむ


一生懸命やった仕事とともに思い出される言葉がたくさんありますが
特に営業・企画部門のみなさんに心にとめて戴きたい「旅立ちの春に贈る言葉」は…


気合一発 ノリ一発 ピストル二発 屁は三発!!


けして、ふざけているわけではありません(^m^)
広告代理店時代、とてもとても尊敬する先輩が教えてくれた
実体験に基づく「格言~ビバ! 燃える営業マン編」
というところでしょうか。通訳?しますと…


★気合一発 = 気合が全てを制する♪
 コンペ・プレゼン、全てが一回限りの真剣勝負。
 落とすぜ! 獲るぜ! と気合をこめれば集中力が高まり
 グッドアイデアが浮かびます。
 一生懸命なあなたの姿に手を貸してくれる方も…必ず、現れます。

★ノリ一発 = 臨機応変に対応♪
 ビジネス界の変化は目まぐるしく、机上論が通用しない世界です。
 相手が求めるものを実行して、利益を得るにはどうすべきか。
 (利益を得なければ仕事じゃありません。これは忘るるべからず♪)
 いち早く空気を読み、行動に繋げ、チャンスを生かしましょう。

★ピストル二発 = 代案は常に二案用意♪
 練りに練ったイチオシ案も
 それだけではクライアントに反発を食らうのが常です。
 ・ほどほどの予算である程度の効果が見込める「セオリー案」
 ・クライアントの希望を全て盛り込んだ案(それはえてして「捨て案」となる)
 この二つを用意することで初めて「イチオシ案」に命が吹き込まれます。
 どんなに時間がなくても、セオリー案と捨て案をお忘れなく♪

★屁は三発 = どんな時でも心に余裕を持って♪
 もはやこれまでかぁ~!! という局面こそ、
 屁を三発ぶっ放すくらいの余裕を、心に持ちましょう。
 失敗しても、次のチャンスでクリーンヒットを打てばよい。
 反省したら、また前を向きましょう♪明日があるさ、来期があるさ。
 どうしても結果がでない辛い時には、所詮仕事…と思ったっていいんです。
 打席に立ち続ける限り、ホームランだって夢じゃない♪


こんなところになりますネ。うふふ。


徹夜しながらいろいろ教えてくださったこの先輩は
ホームランをかっ飛ばしまくって大手代理店に転職されました。
残されたわたしは「遺児の意地」を見せ
さすが愛弟子! とクライアントに言わしめ、利益率もア~ップ!
社内表彰を受けた時は万感の思い胸にこみ上げ、不覚にも泣きました。
しかし「一人でよく頑張りましたで賞」ですよ…ふざけてますねッ。
弱小老舗とはいえ、かりにも総合広告代理店なのに…お茶目な会社(^m^)

ちなみにわたしの営業手法は
同じ教えを守っても先輩のように華麗にはいかず
素振り、ランニング、バント、バント、ポテンヒット、デッドボール
…のような、実に地味ィ~なスタイルでした(^m^)未だ変わらずです。

わたしが独立した時にも、先輩は「お祝いだ~!!」と
ライターとデザイナーと共同でよい作品を作り
メンバーと利益を三等分してよい協力関係を作ることを条件に
二ヶ月暮らせるだけの仕事を発注してくださりつつ
「この金があるうちに自分でしっかり営業しろよ」。

友蔵そっくりのツルピカさんなのに、カッコよすぎるぜ~先輩♪
しかしこの4ステップを頭の隅に置いておくと
着実に仕事は片付いていきますよ、ほんとに。


 
そういえばうちの母がよく言うんです。
「ハゲに悪い人はいない」って。
ほんとでしょうか…。
聞いたことある方、いらっしゃいます?


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明日できることは今日やらない

入学・入社など みなさんがワクワクにこと欠かないこの季節
わたしはドキドキしながら毎年をすごしております・・・
そう、年度末は決算期。
貯めに溜めた「請求書」を、一気に起票せねばなりませぬ。

バカです、大バカです。あー無駄に忙しいでゴザイマス。

すぐにやればどうってことはないことは百も承知。
しかし数Ⅰで躓いて以来、数字からはなるべく遠ざかりたく~
お金なんてなけりゃないで充分暮らしていけるのを知っており~
あればあったで楽しく無駄遣いするだけだから~
ついついためてしまいますぅぅぅ・・・お金じゃなくて、請求作業を。

そう。「明日できることは今日やらない」のです。わたしは。

この格言?! を心にとめて幾年月
お蔭様で、わたし毎日楽しくやってますよ、先生。


高校の古典・漢文の授業の中で、先生がこぼれ話でしてくださったのですが

   今日できることを明日にするなとよく言うけれど
   先生はそうは思わないなぁ
   今日やろうと思えばできることはたくさんありすぎる
   考えているうちに1日が終わってしまうことだってある
   これは明日でもいいなーと思うことはぜーんぶ後回しにしちゃえば
   今日しかできないことが残るんじゃないかなぁと思うんだよ


というような内容で
力の抜けたほよよ~んとしたお話に
かえって ああなるほどねぇ♪ と
にっこり & 納得してしまったことを思い出します。
(とゆーことで今日もおいらは部活だぜい! みたいな方向)

漢文の「混沌」というお話の解釈の授業で
それもとっても面白かったのですけれど。

   混沌さんという人がいました
   混沌さんは目も耳も鼻も口もないけれど
   いつもにこにこしてとてもいい人でした
   ある人が目や耳や鼻や口があれば
   混沌さんはもっと幸せだろうと思い作ってあげました
   でも混沌さんは死んでしまいました


要約するとこんな内容の短い漢文で
万人にイコールとなる「絶対項」は存在しないものだよ…という
深ァい深ァ~いお話でした。また漢文読みたいな。


しかし、ものには限度があるんですね、先生。
溜めすぎて、気が遠くなってきましたよ。
  
明日までにやらねばならぬことの準備は
せめて今日までにはしておこう…と
毎年思ってはしっかり忘れるわたしでした・・・とほ~!!


でも、へそ曲がりだから、こうも思うのです。
「やれない」と「やらない」は違うモーン・・・て。ぶほ。
意思を持ってヤラナイんだモーン・・・て。ぶほほ。

期末・年度末のこのてんやわんやは、ある意味【恒例のイベント】です。
これでいいのダ♪


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人生はギャンブルだ♪~気がつけばエディター

日帰りで実家に行ってきました。
  
甘えん坊の両親のため、また、わたしも両親が大好きなので
週に1度は顔を出すか、中間地点のデパートでランチをします。

そんなに両親が好きなら一緒に住めば?とよく言われるのですが、なかなかそうも(^^)。
フリーってまさに本人次第。ある意味毎日が休日で、毎日が準備期間で、毎日が仕事。
仲良し親子は遊びすぎちゃってダメなんです(^^)
今日は母とは一緒に手芸をし、この謎の袋ができました。毛糸の袋
父とは春の選抜高校野球を見て一緒にヤジりました。


父は無類の野球好き。
何があっても「開幕系」「天王山系」の野球中継がある日は帰らねばなりません。
これを一緒にヤジり倒すのは娘として最大のマター。わたしも野球が大好きです。
巨人の星に憧れたオムツの時代に始まり、小5から8年間、ずっとソフトボールを。

ああ、白球に賭けた青春の日々…
毎日アップで土手を10km走り…
両手に5kgずつオモリを持ってさらに1km走り…
キャッチボール、ノックにフォーメーション…
試合に負けて悔しくて勝手に一人で500本ティーバッティング…
血の汗流し、涙を拭かない(そのワリによく泣いた)8年間の日々…
「栄冠は君に輝く」なんて聞くと、もう涙が…歳です(笑)

他スポーツの隆盛におされドラフトだ賄賂だともうぐちゃぐちゃですが
常に大好き野球!ガンバレ野球! なのであります。

わたしをエディトリアルの世界に導いてくれたのは
他でもないこの野球なのですから。(いや、巨人の星…)



わたしは高卒で老舗中堅の臨床検査薬品メーカーに入社しています。

両親共に読書家で、母が図書活動のボランティアを長く続けていたこともあり
わたしも相当な本の虫です。
図書館の司書になりたかったのですが、残念ながら貧乏家の我が家
大学にいく余裕がないことは小さな頃からわかっていました。
(進学できないことを悩んだこともありました。それはまたいつか書きたいと思います)
最後の学生生活となる高校はソフトボールだけ!で選んでおりまして、文系の普通課です。
そこそこ強くて1年生からレギュラーになれる少人数部員の学校を探しました(笑)

わたしの住んでいた地域は、大学や短大への進学率がほぼ100%でした。
高校で学業を終えるというのは相当にアウトローなことだったんですネ。
我が母校も進学を前提とした授業と就職対策でして
学校推薦で入社試験が受けられる企業が実に少なかったのです。

…ということに、3年次の夏休みに気づく野球莫迦といい加減な親。
姉が就職した時に気づくべきでしたが、すっかりすっとり見落としておりました。
希望といえば「勤めるなら丸の内がいいなー」ぐらいで。
硬めの仕事で、安定していれば、どこでも何でもよかったんですね。
結局、姉の勤める会社の、グループ企業を「かなり遠い縁故」で受けました。


採用試験は、大学生や院生は長~い薬学の専門テストが控えていましたが
高卒・短大の女子は営業所の受注オペレーターか総務系補助での採用なので
面接とクレペリンテストと90分の論文だけでした。


さて、論文のお題は「今年最も記憶に残った事件について考察せよ」です。


ふーむ。。。。まだ幼いと言えるわたしは3分ほど考えました。

  ひたすら白球にのみぞ賭けた学生生活…
  この90分で、わたしの学生生活を総括した気合を文字にするとなれば…
  (誰もそんなことは求めていなーい!)
  よっしゃ、これしかナイ!(どれなんだっ!)


わたしの書き出しはこんな感じでした。

  「何故巨人は二年連続で優勝を逃したのだ!これがわたしにとっての重大事件です。」

そのあと延々と続く 気合・魂・根性が「足りない」の文字文字文字…

  1年ならいざ知らず、2年連続Bクラスとは何事か!気合が足りない!
  過去の栄光にすがり、一球入魂にかける飛雄馬の魂を忘れている!
  巨人の星に描かれた、素晴らしき勝負魂はどこへいった!
  スイング1つ1つに、勝負に挑む男の気迫が感じられない!


こんな内容で散々こきおろし、一徹や飛雄馬や宙太や豊作の言葉を引用したあげく
締めくくりはこうでした。
「わたしは、今年から阪神ファンになることを宣言する!」

今思えば、どうしてこんなことを書いたものか、自分でもサッパリ…
どうでもいいっちゅーの…考察を求めているのに阪神ファン宣言…
アホです…相当にアホです…ただの野球莫迦でしたヨ、わたしったら(笑)

ところが、結果は採用~。世の中ってオカシナものです。



半年後の新人研修の最終日に発表された配属先は広報でした。

広報って? なぜわたし? と聞いたところ

 広報は会社の顔だよ、いろんなことをするんだよ、残業も多いんだ
 急に広報で退職者が出たので誰をあてるか考えたら
 あんな面白い作文を書いたのは君だけだったし
 気合も根性も体力も想像力もあるんだろうと思ってね    と。

わたし以外の全員が全員、その年のトップニュースについて考察したそうで
(入社してからわかりましたが、みんな真面目でいい人なんですよ~)
コイツ、気合と根性と魂しか書いてないよ~と大爆笑だったそうです。
採用担当だけでなく、総務・経理・システム部まで回覧したそうです。ぶほー!
お、縁故か、じゃあマァ安心だろ、というようなことで採用だったとか。
(姉ちゃんアリガトウ)


広報といっても臨床検査薬品メーカーですから
後日TVドラマで見たような格好のいいものではありませんでしたが
(ひたすら営業支援の資料やチラシ、学会展示の準備です)
さまざまな販促物の作成の中で広告・宣伝という
部活少女には想像もつかなかった「文字にかかわる仕事」があることを知ることができ
優しい年の離れた先輩たちに何もかも教えて頂いて一人前にして頂いて…
とてもとても愉しい社会人生活のスタートとなりました。



ここでの教えを糧に、幾度かの職種内転職を経て
今のわたしが「出来上がり」ましたが
広告代理店で営業企画をしていた頃や出版社で編集をしていた頃も
(これまた超老舗中堅で、ドラマで描かれている世界とは全くの別モノ)
部活で鍛えた体力と根性と集中力が仕事の9割を決めていたように思います。

だって他に、とりえがないんですものね(^m^)
とりえを活かす、それがレギュラーへの道…仕事も部活も、根幹は一緒ですね。

徹夜がこんで、同期以下が次々と机や床に転がる中
わたしだけが起きて作業を続けられたことが「次なる扉」を開く鍵になりました。
起きてると、どんどん仕事が回ってくるんですね。
ひたすらこなしていくうちに「リーサルウェポン」と呼ばれるようになり
いつしか「コマンドー」とも呼ばれるようになりました(*m*)


文字が好き、紙が好き、グランドに立つのが好き、ただそれだけ。
アドの勉強をしてきていないだけに、多くの同僚たちが悩んだ
「夢と現実のギャップ」に突き当たることすらなく
ただただ、白球のかわりに、締め切りを追いかけました。
血の汗のかわりに、脂汗を流して徹夜に耐えました。

それがただただ愉しく。
アドはわたしの新しいグランドでした。

飛雄馬が壊れたレコードのように「俺は栄光の巨人の星をつかむ!」と叫んでいたように
「わたしは白を出さなーい!」と原稿と戦いました(笑)

最後の方の会社員生活3年は、年間労働時間は5000時間超でした。
が、気分はまさに毎日がジェットコースター♪
今日こそ死ぬ!今日こそ白いページが出てしまう!とドキドキ…
しかしけして死ななかったし、白はでなかったし、猛烈に楽しかったのです。

   あの時野球について熱く語らなかったら…
   ソフトボールやってなかったら…
   いやいや、巨人の星を見ていなかったら…

わたしの人生、いったいどうなっていたんでしょうね。ああオソロシイ。



で、何が言いたいかと言えば

何がやりたいかわからない…
やりたいことが見つからない…
と悩んでいる方がいらしたら、こう伝えたいのです。

人生はゲームだ! 一球入魂のギャンブルだ! と。

とりあえず、なんでもいいから
始めちゃっていいんじゃないかなー と。


そこから見つかるもの、出会うもの
いっぱいいっぱいありますよ♪絶対に。

何があるかわからないから楽しい。
思い通りにならないから努力する。

結果の決まってる八百長ゲームなんて面白くないのとおんなじかもしれないですよ。

再ゲームも流局もアリ!それがゲームだ、人生だ(多分)。そしてその醍醐味かと。
まずは人生のグランドに飛び出して、ウォーミングアップから…ですヨ♪


   打てる、と思った球は必ず打てる
   そのためには地道なトレーニングが必須也♪
    by オナモミ

   長い長いペナントレース
   人生も青春も 思うより長く また楽しからずや♪
    by ナミヘイ(父)

   減らず口 いいからさっさと ご飯して
    by フネモドキ(母)



お父さん、お母さん、お子さんは是非運動部に♪
タダで気合と根性と体力とチームワークが身につきますヮ♪
わたしは155cmの小兵ですが、筋トレの成果で高校時代の背筋力は120kg。
全校女子2位、1位はうちのキャッチャーでした。
今でも20~30kg位の機材を1日中持ち歩いても平気の平左ですよ。うふふ。


●過去ログより~記憶の扉、思考●
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隣のぶーにゃん

お隣のにゃんこは12歳のアメショー君。
わたしは勝手に「ぶーにゃん」と呼んでいます。(ぶちゃむくれだから(*m*))
  
ぶーにゃんは、ほぼ毎日わたしの家のベランダに来ては
うがーんうがーんっと文句を言いつけます。
  
うがーんうがーんっ! (家出シテキタッ!)
あがってく?
うがーんうがーんっ! (ソレハヤダ!)
ごはんいる?
ぶごぶごっ♪ (チョット頂戴♪)
だっこは?
うがーんうがーんっ! (ヤダヤダ!) …続く。


ベランダには彼専用のソファ(へぼ)があり、ずーっといる日もあります。
うちの駄にゃんずは大喜びで「見学」です。

ごろたん+5匹
 
お隣さんは動物はなんでも大好きなとてもいいご家族です。
すご~く可愛がられています。なのにぶーにゃんはご不満です。
  
捨て猫・捨て犬を見放せない口。今までたくさんの子がいたお家ですが
去年拾ったちびりんこ猫君が、どうにも気に入らないぶーにゃん。

というかぶーにゃんは、猫のクセに猫と遊べない。
とっても大人しくて、とっても太っていて、運動神経も悪いので
相手は遊んでいるつもりでもぶーにゃんには大迷惑なのです(^m^)
(そのクセ、うちのあこりん婆さんにはなついていて、よく遊びに来ていました)

ぶごぶごっ(ハナシキイテヨ)
うちの方がいっぱいにゃんこいるのにねー
うがーんうがーんっ(イーンダモーンッ)
遠くに行くのも怖いんだよねー
うがーんうがーんっ(ソンナコトナイモーンッ)

ぶごぶご言いながら 朝晩となく彼は「プチ家出」をしてきます。
でもお母さんが呼ぶと、必ず帰るんですけどね(^m^)


今日、ぶーにゃんがカマキリを「プレゼント」してくれました。
いつも彼の愚痴に付き合うお礼かにゃ?

「僕ダッテ狩グライデキルンダヨーウ」
とでも言いたげな得意満面なお顔でわたしを見上げると
のっしのっしと帰って行きました。

カマキリさん…なむー!!


●過去ログより~猫、へっぽこ絵●
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英語、エイゴ、えいご?!

急速にグローバル化が進む今、英語はもはや必須スキル!!
読み書きだけでは前へ進めない!!
ネイティブレベルのヒアリング力と会話力を手に入れよう!!


…なーんて、仕事でしょっちゅう書いているわたし。(で、お金を頂くわけですが)
そんなことないですよ~ 今できなくても大丈夫だよ~ という
言語学の教授にインタビューさせて頂いた時のこぼれ話をひとつ。


.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚


ご存知の方も多い話からのスタートです。
まず、文字には「表音文字」と「表意文字」があり
我々日本人は「表意文字」の民族です。

なので、名前を聞いた時にも どう書くのかと漢字が気になりますし
シンディさんの最後はyなのかieなのか…
外国人の名前を聞いた時でさえ、綴りが気になってしまう。

中国から漢字を頂いた時からの脳の習慣で、これはやすやすと抜けてはくれません。
音だけ、音のことだけ考えろ~!と、いくら念じても、脳味噌が1つ余分な働きをする。
表音文字の民族より大変だし、言葉を理解するのに「目からの情報」は必要なのです。
耳が悪い、聞き取れない、そこをなんとかしろ…と言われますが
いったいどうしたらいいのやら…ですよね。


対して、近年まで文字を持たなかった国々の人は
民族の歴史を口述で覚えてしまう位「耳で言葉を理解できる」民族です。
外国語も同じ言葉を何回か聞かせるうちに
まるでレコーダーに歌を録音するように覚えてしまい
使い方も意味も、シチュエーションでどんどん覚えてしまいます。

特に中近東などの人々はヒアリングとスピーキングの能力が発達していますが
遺伝子レベルで言語能力が磨かれた…という節もあるそうです。
長い歴史の中で戦争や抗争も多く、地続きでいろんな民族がやってきます。
「わたしに敵意はないですよ~」
とアピールできることが、まさに生死にかかわります。


    そうです。必要こそが習得のベストタイミング!!


日本人は、基本的に「目的に向って努力できる」民族。
超えなければいけないハードルがあれば、必死でやってしまうのが日本人♪
やれば結構できてしまうのが日本人♪
目の前に海外転勤が迫れば、すぐ覚えられます♪
楽しみにしていた海外旅行のためなら、すぐ覚えられます♪
…と、教授が「絶対です♪」付きでおっしゃっていました。

逆に、必要を感じないと脳はしっかり働かず、お金も時間も無駄なんだとか。
必要もないのにできた…という人は、勉強そのものが好き!という「貴重な人」だそうです。
(私もその数少ない貴重な人ですけどね、おほほほー と教授)


それでも心配だから英語をやりたい…という方や
やっているのに全然身につかない…と悩んでいる方は
視点を変えて、先に韓国語やスペイン語を習ってみてはどうですか? とのこと。

主語・述語の位置、用法などが言語学的に近い言葉から学ぶと、置き換えるだけなので簡単だとか。
(韓国語ブームの背景はこれもありますね、と。)
「あ~できた♪わかる♪」という喜びが達成感や習熟意欲に繋がり
「ワタシハガイコクゴガトクイナヒト」の自己暗示が…♪
英語の「脳味噌内での勝手な置き換え」もやりやすくなるそうです。


本来言語学的に英語と日本語は遠いので
「できなくて当たり前 と思うくらいの余裕でどうぞ♪」
と教授は笑顔でおっしゃっていました。

そして何よりも大切なのは、母国語(わたしたちは日本語)で
どれだけの語彙を持ち、思考を持っているか ということだそうです。

   何を伝えたいのか、どう伝えたいのか

それがないとコミュニケーションは不可能。
どんなに発音がよくても伝わらないものですよ…とのお話には
ふーむ、なるほどね と。
また、インド勢の全世界での活躍が示すように
アメリカンイングリッシュにこだわる必要もまったくない、とのことでした。

    ち・な・み・に・わたしは 英検4級です(^m^)

しかしなぜか、外国の方によく道を聞かれます。もちろん英語で。
わたしの顔は万国共通の「ウェルカム顔」らしいのです。
たくさんまわりに人がおるのになんでわたしかい~(TへT)と思いつつ
勇気だけはあるので、思いっきり「ひらがな英語」で即席親善大使ふう。

    おー そーりー、あいきゃんと すぴーく いんぐりっしゅ。
    まい いんぐりっしゅ いず ちゃいるどれべる…そーりー そーりー
    ばっと あいあむ おねすとまーん!!
    あい のう でぃす ぷれいす。かもーん、ふぉろーみー!!


もれなくみなさん、わたしについてきますよ~(^m^)


外国人の方に取材する時も「おー そーりー ~ おねすとまーん!!」まで
…これが最初のご挨拶。ポイントは満面の笑顔とオーバーアクション。
もれなく「ワハハハー!!アナタ面白イネ!!デハ日本語デネ」となります。

おーっ、ギャグだけはワールドクラスのわたし。当分、英語が得意にはならなそうです。

よあうぇるかむっ♪


5匹いるよ
わたしの「掃除モドキ」から避難する猫たち。たーまんの下は猫用コタツでピッ君&ちっ君入り。
他の子はおデブなので1匹で入っても「満員」になっちゃう猫コタツ(^m^)
ちなみに…ニャウリンガルはわたしには必要ないデス。英語はダメでも猫語は国際特級レベル~!!



追記_2008.6.11.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆
この記事で、初めて書き込みを戴き、お友だちができました。懐かしいです。


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迷子犬ドビー

幸せな子がたくさんいる。
そのすぐ傍に、不幸な子もたくさんいる。

今日はドビー君のお話です。
困ったようなしわくちゃのお顔がハリポタのドビーのようで
ドビー君と呼んでいた、我が家にちょっとだけいた、わんこのお話。


.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚
ドビー君は2004年の12月6日に 薄い洋服1枚でコンビニの前に捨てられていました。
これは 保護した直後のドビー君。
あったかいところにきてホッとしつつ自分の家ではないので心配げなお顔をしています。



 
 丁度その日は夕方から何度も出入りをした日でした。
 何時間も同じ場所にいるようなので心配になって夜中の2時頃に見に行くと、まだいて…。我が家が早稲田の一軒家にいた頃でも(祖父母・叔父・叔母と9人で暮らしていました)ボクサー、シェパード、紀州犬など大型の強い犬しか飼ったことがなく、小型犬は初めてです。ちょっと心配ではあったのですが…置いていくのはもっと心配。素直に抱き上げられたこの子を連れて帰ってきました。

 この直後、安心したのと寒かったのとで吐いてしまったドビー君。吐瀉物を見ると、かなり高級なものを食べていたようです。公園に来るわんちゃん達と仲良しなので、わんこご飯も持っていてよかったです。文句も言わず、出されたものを大人しく食べているその体を一通り調べてみると、ドビー君、疥癬にかかっていました。
 ネットで調べてみると、鳴かない犬として有名な、暖かい地方出身のわんちゃんのようです。「値段」もとっても高い、高級犬でした。ペットシーツを敷いたにゃんこトイレできっちりお座りして用をたし、躾もしっかりされています。こんないい子がいなくなって、飼い主さんは寂しがっているだろう…。警察に届け出をし、ポスターを拾った場所の付近に貼らせていただき、ネットにも掲示し…公園ではワンちゃんを連れた方にお声かけをしてみました。しかし、一向に「うちの犬では?」という声は届きませんでした。

 我が家のにゃんこ達は公園でワンちゃんと仲良くしていたので、一緒に遊びたいようでしたが、ドビー君はわたしの背中によじ登って嫌がり、鳴かないはずが「キャンッ!!」散歩に連れて行っても自分では歩かず、だっこをおねだり…完全室内飼いだったのかしら。病院に連れて行くと、幼犬ではないけれど、2歳にはなっていないとのことでした。(接種の履歴がわからないので、散歩もだっこのままがよいと言われホッ)
 寒そうなので洋服も買ってあげると嬉しそうなドビー君。お手やお代わり、お座りなど一通りできます。ドビー、いい子だねぇ。一番好きなのは、わたしとお風呂に入ること。ホスティーンで洗ってあげると目を細め、わたしが出るまでタオルを敷いた蓋の上で遊んでいました。(彼はほとんどお風呂場にいました…にゃんこのこと嫌いだったのですね)

 病院のお薬ものませつつ、日はどんどん経ち…ようやく捨て猫の保護活動をされている方からご連絡が入りました。「飼い主を見つけたの。でも、もういらないって言うのよ」…え?

わざわざ血統書付を買ったのに、疥癬なんて汚い病気にかかる犬はいらない

 本当の名前も、年齢も教えてくれませんでした。一緒に行って説得しようか??と、間に入った方はおっしゃってくれましたが、そこへ返しても幸せになれないような気がして…お会いもせず…。「ドビー、今日からドビーはうちの子だよ。ほんとの名前もドビーだよ。にゃんことも仲良くしようね。お風呂場ばっかりにいるわけにもいかないでしょ?」
 でも、だんだんドビーの様子がおかしくなりました。きちんと出来ていたトイレを、トイレの隣でしてしまう。玩具を見せても反応しない。おやつしか食べない。後ろを向いて丸まってしまう。尻尾をカットされているので、怒っているのか拗ねているのか寂しいのか、感情がイマイチわかりにくいのにも困りました。

 そして1週間後。

 拗ねてるの?遊ぼうよ?と声をかけても後ろを向いたままのドビー。
 ここ最近の「いつもの」ドビー。
 急に痙攣して吐き、そのまま天国へ…。

 あとで先生にお聞きしたところ「賢い子だから…人間の子で6歳位の感情を持っているし繊細ですから。寂しかったんでしょうね。生きる気がなくなっちやったんでしょうね」と言われました。


にゃん母さんじゃダメだったの ドビー。
家に帰れないのが寂しかったの ドビー。
あんなこと言われても元のお母さんが好きだったの ドビー。
魂になってでもお家に帰りたかったの ドビー。
最初からうちにきてたらうちでもよかったの ドビー。
たった3週間しかいなかったんだよ ドビー。
チビわんこ得意なお家だったら生きてくれたの ドビー。
せめて君が好きだった名前で呼んであげたかったよ ドビー。
もうすぐで新しい年だったんだよ ドビー。
ペットはアクセサリーじゃない。命だよ。尊い命だよ。



 警察などにドビーが天使になったことを伝えると「病院まで連れて行ってもらって、幸せだったと思いましょう。ね。」とおっしゃってくださいましたが、わたしの気持ちは曇ったままでした。
 今でも、高そうなワンちゃんを得意げに抱いている方を見ると、その愛情が、何があっても変わらぬことを祈らずにはいられません。ドビーの魂は「大好きなお母さん」の元へ、ゆけたのでしょうか。

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