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オナモミ亭 ~猫柳一番地~

くも膜下から回復中の父のことを綴る場。

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これが愛しき「シェークスピア」

すぐ傍に置いた「涙が枯れる」&「5歳でシェークスピア」の実物です。


これを「とっても素敵な背表紙」と思ったわたしのセンス( ´艸`)

古いものです。昭和36年生まれ、200円( ´艸`)


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・・・◆この本をくれた伯父さんのハナシ≫≫≫≫≫◆Click,Here♪◆

子ども用蓋付き湯のみ~祖母のくれた湯のみと本の話

これは、わたしが小さな時に使っていた子ども用の湯のみです。高さは5cmぐらいかな。
御茶ノ水の祖母が、日本橋の三越で買ってきてくれたものです。
 
和で蓋付きなところが、祖母のチョイス☆センス。うふふ。姉とわたしに…と、ひとつずつ。



明治生まれの祖母は、マグカップがあまり好きではありませんでした。
マグカップで飲む「ハイカラな飲み物」が好きではなかっただけのようですが( ´艸`)
「ハイカラなものを小さいうちから使うのはよくないから」と言って、買ってきてくれたそうです。
確かにこの湯のみ、蓋をつまむ・はずす・はめる・両手で持つ…いろんな動作を、しますネ。
姉はなんでも器用ですが、わたしは「まあまあ器用」どまり…湯のみのご利益や、如何に?( ´艸`)


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・・・◆思い出話の続きを読む≫≫≫≫≫◆Click,Here♪◆

ラモーナは豆台風

 「美味しいもの」を記す予定でしたが、今日はちょっこり本の話です。
「ハノイハノイ」さん&「兎の瞳」さん情報をお待ちの方、申し訳ありません。もう少しお待ちくださいネ。


徹夜続きでお疲れのお友だちの、小さなお嬢さんの行動がすごくラモーナ的で可愛くて。
ラモーナは、本に出てくる女の子の名前です。
「とっても似ていて可愛いよ」と紹介したところ、図書館で手に入りそうだというお話。
&、今日の取材で、オナモミっちの言葉職人ぶりを褒めて戴きまして、Wで嬉しくなってしまって。えへ~。

「ラモーナは豆台風」は、ビバリー・クリアリー女史作の児童文学で
処女作「がんばれヘンリー君」シリーズの中の一冊です。お姉ちゃんは、ヘンリー君の親友のビーザス。
いつも姉のサザエモドキのお友だちの中で「おミソ」だった自分とラモーナを重ねて嬉しくなって
何度も何度も読んだ本のひとつです。このシリーズは、伯母の家にありました。

わたしが小学生の頃は、確か学校推薦図書だったので、今でも比較的入手しやすいと思います。
近隣の図書館にない場合でも、県内など、他から取り寄せて貰えます。
ラモーナだけを読んでも愉しめますし、順番に読んでも、それはまた格別に愉しいですよ。

純真でまっすぐで、愉しいことや人が喜ぶことが大好きで、もちろん悪戯心もいっぱいの
元気な子どもたちがたくさん出てきてにっこりしてしまうこのシリーズは
エーリッヒ・ケストナー氏が生み出したエーミール、点子ちゃん、アントン、二人のロッテや
リンドグレーン女史が生み出した「長靴下のピッピ」や「ロッタちゃん」の世界観と
甲乙つけがたい魅力にあふれています。

現在発行されているのは改訂版ですが、翻訳者は、初版本を訳したのと同じ松岡享子さんのようです。
ケストナーシリーズで「新訳」の悲しさに身を震わせたオナモミとしては一安心!

…あの時は「こんなの点子ちゃんじゃなーい!ムキーっ!」と、1ページ目で新訳本を投げ捨て
高橋健二さん訳の箱入り☆豪華本シリーズを、大人買いしに走りました( ´艸`)
新訳本はほんと怖いです。号泣です。アレはもはやナニカのイヤガラセ☆レベル…ぶほー、ぶほー、ぶほー。

なぜ号泣かと言うとですね(シツコイ)(相当にシツコイ)(この件に関しては無駄にシツコイ)

「ぶっちゃけさぁ」と言いそうな勢いの点子ちゃん…うぎゃあっ!びぇぇぇん!ぐほぉぉぉん!
「携帯電話をかけるトム・ソーヤー」ぐらいの違和感を感じるの巻。
そう訳さないと読めない・伝わらない?だったら「ベース★ケストナー★創作」としてクダサイ。オネガイ。
見知らぬ大人には礼儀正しくネ…そんなことも教えてくれるのが古典のいいところなのに、もったいないです。
ケストナーさんが草葉の陰からドイツ語で「うらめしや~」言うて出てきても知らないから(*m*)

ケストナーさんは1899年生まれ。子供向けの代表作が書かれたのは主に1930年代初頭でアリマス。
その頃の子どもは、大人に生意気な口をきくなんてもってのほか。これは当時、世界共通のお約束デス。
二億四千万歩譲って、草稿当時の1920年代の子どもがモデルとしましょう。それでもアリエナイのです。
どんな子どもだって、大人には直立不動&正しい言葉遣いでお話ししていたのです。
現代のハシタナイ「大人だって友だちサ」な日本語を話すワケがないのでアリマス。

さて、ケストナーの新訳のことは忘れて(笑)このわたしの好きな本たちに共通していることがあります。
それは「いいことばっかりしてるのに、いつでもナニカがおきちゃうの」という
いい子こそ、いい子でありたいと考える子こそ「大人には失敗に見えることをしちゃうんだ」という
子ども目線のあの法則が、しっかりと描かれている点です。

喜んでもらいたくて頑張ったのに、ナニカが壊れたり怪我したり…
「何してるの!」「危ないでしょ!」と叱られて、切なくなったこと、ありますよね。うふふ。
初めて読んだ当時「そうだヨ、そうなんだヨ」と、自分がとてもよい子のような気がしてきて嬉しかったものです。

ラモーナ自身である子が読むにも読み聞かせるにも、とても素敵な本ですが
ラモーナ的な弟や妹に悩まされている、お兄ちゃん・お姉ちゃん、お父さん・お母さん…
まわりの方にも是非読んでいただきたい一冊です。
「ああ~こう考えてこうしちゃったのね…アリガト…」と泣き笑いしてください。

この本たちには「友だちの無邪気な笑顔に傷つけられた」なんて言葉を吐く人は、一人も出てきません。ぬほ。
読後は、ニコニコと無邪気な気持ちでいっぱいになって爽やかでアリマス( ´艸`)
アバラーという犬の名前があばら骨みたいで、唯一子ども的に「変~」と思ったところでした。
日本語じゃない名前なんだからあばら骨とはなんの関係もナイし変じゃないのよと教えられても
「違う名前の方が可愛いのに~」と( ´艸`)

本文の太字にしたところは、昔NHKで放送されていた海外子どもドラマ「エミールの冒険」の主題歌から。
確か、ピッピの後に放映されていたような…あのシリーズ、全部もう一回観たいです。

   みんなして言うんだボクのこと 「あのエミールのいたずらっ子」
   いいことばっかりしてるのに いつでも何かがおきちゃうの
   オーリオラオルンブブン ほんとはね
   オーリオラオルンブブン いい子なのさ


そう、いい子なんです。いいことしたくて、ナニカがおきちゃうだけなのです。そしてウィキぺディアによると
クリアリー女史自身は「スロー・ラーナー」(学習発達の遅れた子供)だったとのこと。
元気でわかりやすいまわりのお友だちを「いいナァ」と思って眺めていたのかもしれません。
それが、実にわかりやすいキャラクターのヘンリー君たちの誕生に繋がったのかもしれません。

ナニカを起こさない子どもの頭の中に、壮大な世界が広がっていることがある。
ナニカを起こしてしまう子どもは、いいことばっかり考えていることがほとんど。

子どもは、みんな違って、みんないい子なのです。どんな大人になっていくか…その責任は、大人に、ありますね。

 書き足し、書き足し…気づけば全然「ちょっこり」じゃアリマセンでした( ´艸`)


●わたしの好きな本「ラモーナは豆台風」●
☆イラスト≪もずねこ≫さん☆リンクバナーから是非どうぞ

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・・・どうでもイイふうなオマケを読む≫≫≫≫≫

あなはほるもの おっこちるとこ

≪あなはほるもの おっこちるとこ≫は、大好きな絵本のひとつ
≪かいじゅうたちのいるところ≫で日本にも多くのファンを獲得したモーリス・センダックの作品です。
わたなべしげおさんのリズムのある訳で、小さなお子さんが素朴に笑ってしまう、大人も愉しめる一冊。
子どもがきゃっきゃと笑うものって、大人も愉しめてしまうのはお約束。うふふ。
~~~ 発行元:岩波書店 ~~~


さて。前フリと無関係に話が急転するのがわたしの脳ミソの変なところ( ´艸`)
このお家、どんなお家に見えますか?



お化け屋敷? 猫屋敷? 廃墟?



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・・・続きを読む≫≫≫≫≫

<わたしの本棚>おきねこのヒロ

さく:あめや ともなが
え:ただ ひろし
金の星社刊(1970年初版、絶版)



高度成長期を背景に描かれる
「おきねこ」ヒロの成長期。
人間は殆んど出てこない設定が
かえって深い哀しみを呼び起こす珠玉の作品。


引越しでおいてゆかれた「捨て猫」の子猫のヒロは
「捨てられたんだよ」と言う先輩の捨て猫にこう言います。
「ぼくはすてねこじゃない、おきねこだよ」。


いつしかたくましく成長していくヒロ。
それでも心の中の寂しさは癒えないヒロ。
「おきねこ」として生きていくヒロ。


*****


同じような背景の中、わたしは「初めてのうちの猫」とらちゃんと、永遠のお別れをしました。
嘆き悲しむ幼いわたしたちに母が買ってくれた想い出の一冊です。


「初めの一冊」がなかなか決められませんでしたが
出会いの嬉しさと別れの悲しさ
小さな心にもしっかりとある喜怒哀楽
それぞれに違う心と、それをかたちづくる背景
そんなものを幼い心にもしっかりと伝えてくれるこの一冊を
「初めの一冊」としてご紹介したいと思います。


何度も手にとっては涙を流した5歳のわたし。
とらちゃんのために泣きたかった小さなわたし。
全国で生まれたヒロたち。
その想い出も綴りましたので
あわせてお読みくださいましたら嬉しく・・・。
http://onamomitei.blog.shinobi.jp/Entry/281/
http://onamomitei.blog.shinobi.jp/Entry/285/


当時「猫は家につくもの」とされ
近所にご挨拶の後置いてくるのが通例でした。
親は子の手前、悲しむこともできない時代でした。
嫁にはなんの権利もない時代でした。


そんな時代背景もお話ししつつ読み聞かせたい、優しい悲しい一冊です。
絶版ですが、大きな図書館でお借りすることは可能です。



※この本は今実家にありますので、写真は後日、アップいたしますね。
※姉の「家の中」にて「紛失中」ですと…トホホ。10/30

●わたしの本棚●
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<わたしの本棚>を書くにあたって

母は御茶ノ水
父は早稲田
どちらも「学生の街」で生まれ育ちました。

本を持った学生さんがうろうろしていたからか
本屋さんがたくさんあったからか
二人とも、本が大好きな人です。



我が家にはたくさんの本がありました。
天気の悪い日、姉弟が具合の悪い日
本はいつもわたしの友だちでした。

昔の本はみんなルビがついていて
どんな本でも読めました。
どんな本も面白かった。
両親の「選球眼」は、なかなかのものだったということでしょう。



社宅ができて、雑木林を切り開いた土地に引っ越した時
母が一番慌てたのは、町に本屋さんがないことでした。

町の子どもたちに本を読ませる場所を作らなくちゃ!とばかりに
母は家を開放しました。ポスターを作って町に張ったのです。


「本の好きな子、どうぞあそびにきてください」


母がポスターを描くのを眺めていたこと
スタンプを押してもらって貼りに行った日のこと
よく覚えています。

町じゅうからたくさんの子が我が家に通い
指物師だった祖父が作った大きな本棚に詰まった本は
あっという間に読みつくされてしまいました。


「おばちゃん、別のご本が読みたいです」


母はバスの「移動図書館」を呼びました。
でも、天気の悪い日は、大切な本が濡れてしまうのです。



子どもたちにゆっくり本を選んで欲しい…。
とうとう母は、本格的に地域文庫活動を始めました。
公民館の片隅を借りて、廃品回収運動をして本を買って。
月に一度、父はトラック係りに変身しました。
毎週届く「新しいご本」に貸し出しカードをつけながら
片っ端から読んでいくのがわたしはとても愉しみでした。




約20年続いた母の地域文庫活動は
町立の大きな図書館ができた時、その役目を終えました。
町からは、功労賞としてドレッサーを頂きました。

そのドレッサーは今
嫁入り道具のひとつとして、わたしの手元にあります。
(わたしはお化粧をしないので、プリンターが乗っていますが)
最初に町の子どもたちの手に、本を渡した、祖父の本棚も。

そしてその祖父の本棚には、急いで読んだ愛しい本たちの中から
「ずっと手元に置いておきたい」と大人になってから買い求めた
愛しい選りすぐりの本たちが並んでいます。
一冊ずつ、ゆっくりと、ご紹介したいです。


ちょっと子どもっぽい「本棚」でお恥ずかしいですが
子どもの頃のよき思い出・・・ということで、お赦しくださいね。


●わたしの本棚●
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わたしの本棚

家族のこと、猫たちのこと、仕事のこと…そんな日々の徒然を
暢々と忍者ブログで綴っています。忍者は静かでいいところです。
テンプレートが全部カスタマイズできるのも愉しくて。

でも、アメブロのお友だちがいてですね
いろんな引き出しがある面白いブログだなァと。
提供会社によって、参加者にも特性がありますね。面白い。

で、とりあえず開設してみちゃいました。
が。
ここで何を書くかなかなか決まりませんでした。
ようやく決まりましたよ。「わたしの本棚」。

わたしの好きな本をご紹介しようっと( ´艸`)
わたしのほんとの本棚をご紹介しようっと( ´艸`)
ものっすごい独り言になりそうな予感です。


今日は校了の山が一個あるから
落ち着いたら書こうカナ…と。愉しみです( ´艸`)



●過去ログ/アメブロで書いたもの~ご挨拶●
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夏休みの忘れ物~秋の本棚

昨日はうっかりして・・・というか夢中になっていて豆のスープを焦がし
不味ゥい、苦ァいと頑張って食べて「さて寝っ転がるっぺ♪」と振り向いたら 布団がナーイ!
干しっぱなしでしっとりさーん!ほほほほ・・・よくあることですヮ♪気にしない、気にしない♪

 キニシヨウヨ、オナモミシャン・・・byピッ君

計画大好き、確認大好き、スケジュール帳とお友だち・・・で
大事なことではポカは絶対しない、調子コキのカツオ君なわたしですが
やっぱりやっぱりウッカリさん。

8/16の【夏休みの本棚】の記事に、忘れ物がありました・・・ぺこり。
姪っ子に貸して・・・返ってこやしないのデス・・・・(姪のせいかっ)

☆ロイド・アリグザンダー
調べてみたら、絶版になっているものが多く・・・というか
わたしの好きな方のカテゴリが・・・(涙)図書館にはあるはずです。
おちゃびんの前身、元祖ライオの名は、ミュージカルにもなった「人間になりたがった猫」のライオネルから。ライオネル→ライオちゃん→ラオちゃんと呼ばれていた元祖ライオ。そのライオに模様と性格が似ていておっさんぽいので「オッサンなライオ」で「ライおっさん」がおちゃびんの本名です。

☆ロアルド・ダール
作品はガンガンに映画化されていますので、ご存知の方も多いですよネ。
でも、原作の方が絶対!愉しいですよ。ふふふ。
イマジネーションを掻き立てるワクワクする文体ですもの♪


☆エリナ・ファージョン
山本周五郎さんと似た空気を感じた、中学生だったわたし。
国語の先生には「そうかぁ?」と言われました(笑)




もうすぐやってくる秋・・・その本棚に、いかがでしょうか。
優しさの中にアイロニーがあり、アイロニーの中に優しさが・・・
読後感のいい「生きるって愉しいナ」と思える作品の多い作家さんたちです。




●ひとりごと、本、猫●

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夏休みの本棚Vol.2

オリンピックより断然☆高校野球!のオナモミです。
星君に闘魂を注入してもらったヒトシの「解説」がおかしくてタマリマセン(*m*)



ある方から、某所に再び嬉しいコメントが戴けました。

   未読の物がほとんどだったので、一気に楽しみが増えました。
   山本周五郎さんに、荒俣宏さんの「イシュタルの船」、
   まだ検索しただけですが、どちらもとても好みにあいそうで楽しみです。
   図書館巡りつつ本屋巡りつつ、ゆっくり探して読んでみたいと思います^^
   できれば苦手な数学物理や、経済の本も読めたらなぁと思っているのですが。


そそ♪図書館、まずはたっぷり利用してみてくださいナ♪
お近くの図書館になくても、大きな図書館から借りてくれたりしますし。
買うのは、もう一回読みたい!と思ってからでいいと思うわたしでアリマス。
わたしはいつも本をそうやって買っているので、本を捨てるということはアリエナイのです~♪
みんな大事な、何度も、何度でも、読みたい本。



せっかくなので、再びここにオープンで、わたしの好きなものを書いてみたいと思います。

さてワタクシ、数学・物理は、致命的にダメでアリマス。
わたしだけでなく、三姉弟全員、ニューロンレベルでシボンヌ…。
両親は共に金融系でしたのに…どういう遺伝具合なんでしょか…。

脳ミソのその部分のネジが最初からナイらしいんですヨ。(ほんとかっ)
理解しよう、乗り越えようという意識、ゼロでアリマス…ぶほほ。
エクセルや電卓を駆使して、日々をやりすごす方向で…。

お得意な方がいらっしゃいましたら、良書、教えてくださいナ♪

■経済に参りましょ~う♪■

経済はナマモノ・イキモノとよく言われます。
書籍になる頃には理論として腐ってマス…ぐらいな勢いです。
よって、この分野を大局的に把握するには、書籍よりも雑誌がおススメです。
より最新の情報を…という時には雑誌
体系的に、理論や歴史として学びたいという時には書籍
というのがベターかと思います。

政治・経済でわたしが頼る御三家は…全てオヤジ系デス。
秘書時代、朝いちで各誌に目を通し、関連特集に付箋を貼って回覧するのが毎朝の仕事でした。
いつしか「読まねばナラナイ」から「読みたいもの」に変身した三誌です。

   ・週刊ダイヤモンド(http://dw.diamond.ne.jp/index.shtml)
   ・ハーバードビジネスレビュー(http://www.dhbr.net/)
   ・プレジデント(http://www.president.co.jp/pre/)


発行前の特集はwebで確認でき、発行後は、特集をWebで読むこともできます。
ちなみに、大前健一先生は、取材するととても面白い方です。
「こんなこともわかんないヤツは、損してシンジャエっ」とか笑いながら仰います(*m*)

ちょっと体系的にものごとを考えたいときは
グロービス・マネジメント・スクールのものをさらっと…
アホでもわかるように書いてあるので読み返しの必要がないから、買わないですが(コラッ)



勉強だと面白くないことも、読み物として完成してると頭に入るから不思議です。
特に、仕事など、必要で読むものはちゃんと頭に入りますね。
必要はやはり、習得の母♪でしょうか。うふふ。
数学の…わたしの頭に入る書籍…求みます…ふう。(足りないネジでも愉しめるものキボンヌ)



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夏休みの本棚

サーバー完全炎上で、久々のドキドキの校了でした。
ばったり寝落ちしてしまいました…あはは。
ヒトシが帰ってきたのも知らず、ぐうぐう…ぶほほ。



ある方から、嬉しいコメントが届いていました。

   もしご迷惑でなければ、オススメの本なども教えて頂けるととっても嬉しいです。
   オナモミさんの感性大好きなので^^
   ジャンルは数学至上主義な本以外ならだいたいなんでも楽しく読みます。


せっかくなので、ここにオープンで書いてみたいと思います。えへ♪
ちょっと恥ずかしい本棚ですけどね。
音楽を聴きながら読書…いいですね~。大好きなことです(うっとり…)

BGMは、夏はレゲエやスカ、ボサノバなんかも聴きます。
70年代パンクは、もれなくオールシーズン好き。
HMやHRが一番好きだけどォ…本に集中できなくなる~。あははは。

あ違った。本棚、デス。



■時代物■

問答無用で山本周五郎さん♪
どのお話もちょっぴり切なかったりしますが、読後感がじんわりといいのです。
傍にいる人を大事にしてあげたいな…なんて余韻に浸れます。


■生きている日本の方■

荒俣宏さんのものがすごく好きかも。
どのジャンルの本もすごく愉しい。「イシュタルの船」は最高でしたネ。

実録ものなら山崎豊子さんが一番好きかな。
日航機事件を元に書かれた「沈まぬ太陽」…凄いの一言です。
丁寧に丁寧に取材を重ね、一人ひとりの心情に成り代わって綴る筆致。
センセーションを巻き起こしたい功名心ではけして書き得ない作品群…
山崎さんの人そのものの魅力のように感じます。
引き込まれ、一気に読んでしまうので
体力のある時しか読めない…これは難点と言えば難点ふう?あはは。

星新一、群ようこ、宮部みゆきさん等は箸休めの骨休みに…。
言葉選びが丁寧で優しくて…
「疲れているけどナンカ読みたい!」の時に、よく手が伸びます。


■児童書の類■

子どもの無垢な正義感て、ヤル気に繋がったりして…
本棚に一番多いのも何度も読んでいるのもこのジャンルです。
主に翻訳ものが好きですね。
神宮輝夫さん、大塚 勇三さん、瀬田貞二さん、石井桃子さん
このあたりの方の訳が大ッ好きです。

訳は、まさに古ければ古いほどよい感じ~。
なんでも現代に置き換えると通じなくなるもの(心情含め)って存在しますから。
この好みの方向からすると、ハリポタは却下で…マジ、目に辛い。
甥っ子たちが好きなので、頑張って読みますが。

・リンドグレーン(ピッピ、やかまし村、小人たち 等)
・クリアリー(ヘンリー君シリーズ)
・ジョーン・エイキン(とんでもない月曜日 等 みんな絶版かな?)
・エーリヒ・ケストナー(点子ちゃんとアントン 等)
・アーサー・ランサム(ツバメ号シリーズ 等)
・ナルニア国物語シリーズ

等が実際の本棚に勢ぞろいしています。

あとはエンデの作品、ムーミン、プーさん…哲学的です。
これらは子どもの時から収集してました。年度も装丁もバラバラです。

名作といわれる物も、全て文庫版で並んでいます。
赤毛のアン、トム・ソーヤー…何度読んでも噴出しちゃいます。


その他は歴史ものや実録ものはよく読みます。駄本を含め。
真実のどの側面を切り取るか…作者ごとの比較も面白いです。
インド系・インディアン系の歴史もの等は
「闘うじぇ=仕事の山場前」に読むのが好きかもしれません。


■実際最近買い求めたものといえば…■

絵本と写真集ばっかりです。
読むと言うより「感じる」…ですね。えへへへ。
その中でも特にお気に入りのふたつをご紹介します。

●マカロン大好き(古本屋にて:絶版)
食べ物ではなく、マカロンというアライグマと女の子の友愛のお話。
もとめあう寂しがりな心が通じる瞬間が可愛いのです。
姪っ子に貸していますが途中で飽きたらしいです…ごるぁっ(*m*)

●くまとやまねこ(河出書房新社、2008年6月第二版)
代わりのない唯一のもの、代わりではない新しいもの…
命と出会いと哀しみと喜びと…そんなものをひしひしと。
大人の方にもお子さんにも、是非読んでいただきたい一冊でした。



校了したので読書三昧といきたいところですが…甲子園に釘付けふう。
智辯和歌山と横浜の決勝が…見たい…っ。


P.S.智辯、無理かな~ダブルスコアついちゃたっ。これだから甲子園は面白いデス。

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駆け足で秋~読書しませんか

先日の『菊千代ショット』撮影時の別バージョンのおちゃびんです。

 か・わ・い・い☆・゚:*(´ω`*人)

なんて素敵なおデブちゃんでしょう( ´艸`)
むちむち&しっかりしてて、ほんとに素敵な枕になってくれるんです。
おちゃびん枕で読書…最高の秋です。

わたしは本が大好き。買った本は絶対に捨てません。
書評や広告を見て即買うことはまずないです。
広告をガンガンする本ほど大したことないから(^m^)これ絶対です。映画と同じ。

書評チェックは子どもの頃からの日課でアリマス。
アンテナにひっかかったものを図書館でざっと読み、気になる本は借りて読み
読後暫くしても心に蘇る本を買いに行きます。
一番多いのは、子どもの頃に読んだ本をまた自分で・・・というもの。
「とりあえず買ってみた」という本がわたしの本棚には存在しないので
捨てることは不可能なのです。うふふ。

絶版になってしまうと、もうなかなか手に入りません。
古本屋さんも古本市も定期的にチェック♪
お財布と相談しながら買う順番をメモしておき
いくつかあるお気に入りの本屋さんで買い求めては
指物師だったお爺ちゃんが作ってくれた本棚に並べます。
折々の気持ちに応じて取り出しては、何度も読みます。
  
秋になると読みたくなるのは、日本の作家では
心に優しい風が吹く山本周五郎さんと安房直子さんのお二人です。
安房さんの作品ではライラック通りのぼうし屋が一番好きです。
山本さんの作品は、いつ読んでも、いつの季節の設定でも
ちょっと涼しい秋風が吹く感じがするのはなぜなのかしら。
山本さんの心の歴史、読んでみたい。
  
翻訳物は、飛んでぐっと子どもっぽいのですが
エステスガラス山の魔女たちが一番好き。
(エステスは岩波の『百枚のきもの』で有名な児童文学作家さんです)
今はみんなが楽しんでいるハロウィーンを知ったのもこの本。
英語をそのまま持ち込むことをしなかった時代に訳されているので
万聖節(ばんせいせつ)』として知りました。
この本は、現在『魔女ファミリー』と改題されて出版されていますが
断然、渡辺茂男さん訳の初版本の勝ち!!!

e5ca412e.JPGいつも思うのですが、訳者ってすごい仕事。作家以上です。

多くの国、特に、日本に入ってくる書籍の元の言語には
男女差・職業差などが殆んどないので
一人称は私かわたしかアタシかアタイか…
なんてところの設定から何から
もう全てが翻訳家さん次第。
人物像も全体の雰囲気もがらりと違ってしまうのです。
わたしは文庫版の点子ちゃんは認めません!認めないデス!

取材して一番愉しいのは、実は翻訳家さん。
本が好きなこと、言葉にこだわること…同じ。
だから余談もとても愉しくて。
あータイアップじゃなかったらここも書きたい!てのが
まことにまことに、残念ふう。


ここ2~3日、Macと格闘してました。
Macセットをインチキ仕事ブースに広げるとWinは仕舞わないとダメなんです。
遊んでたと思ってたでしょ…遊んでないモーン。。。ρ(-ω- )

●過去ログより~読書、猫●
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みなさんもいかが?東京国際ブックフェア

本の大好きなわたしが毎年楽しみにしているイベント
それは東京ビッグサイトで開催される東京国際ブックフェア♪みなさんも読書はいかがですか?

日本はもちろん、世界各国の最新の出版物が手にとって楽しめるほか、魅力的な書籍の販売が充実しているのです~♪絶版になった高級書籍が捨て値で売られていたり、綺麗な洋書が在庫一掃セールで100円から!読めなくても、洋書や児童書は、デザインや生活のアイデアに溢れていて愉しめます。
毎年フネモドキとふたり【児童書フェア】と【アートブックススクエア】を一日中うろうろ…本好きには実にたまらないイベントです☆・゚:*(´ω`*人)漫画もけっこうありますよ。オタク系イベントには参加する勇気の無い方も、このイベントなら大丈夫♪

■□■オフィシャルホームページは http://www.reedexpo.co.jp/tibf/■□■

アクセスすると、1200円の入場料が無料になる招待券がもらえますよ♪
今年の会期は7/5~8ですが、土日は一般の方も参加できますので是非♪
わたしのような力持ちでなくても、宅急便もありますから大丈夫ですよ(* ̄ω ̄)v
 ※ビッグサイトの食べ物は…ハッキリ言ってまったくもってイマイチ(号泣)
  なので、お弁当とおやつは持参がお薦めデス。

同時開催の、アジア最大の文具展【国際 文具・紙製品展】も楽しいです♪
これは一般売りはしてくれないのが残念ですが…ノベルティの発注などにも~♪


もうひとつのお楽しみは…思いっきり仕事の締切と重なっているのですが
陶芸作家、落合さんのイベントが千葉で開催!ウレシ━━━(*・艸・*)━━━イ!!
◆http://blogs.yahoo.co.jp/ochiai_takahide_toubou/10917795.html
猫好きな人にはたまらない作品を手にとって選べる大チャンス!
ワ━ヽ(●´ω`●)ノ━ィ!!!!頑張ってスケジュール調整しなくっちゃ…
こちらもできればフネモドキと、調整がつかなかったら一人で欽ちゃんダッシュで~♪


49a5ffdb.jpg 拾った引き出しとともに
 今週にゃんずに大人気なのは
 母が作ったお座布団。

 今日は無理やり
 三匹で寝ています。

 たーまん、辛くないのか…
 ちっくん、ずうずうしいぞ…
 ピッ君はいつも
 いい位置ね(^m^)





●過去ログより~イベント、猫●
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・・・過去のコメント群を読む≫≫≫≫≫

長靴下のピッピ

せかいでいちばんつよいおんなのこ


長靴下のピッピは、わたしの最初のアイドル、永遠のアイドル


そばかすだらけで
真っ赤なニンジンのような髪の毛は天を突くような三つ編み
互い違いの長靴下と大人の男の人用のドタ靴を履いたピッピ


自分のことを「素敵な可愛いあたし」と言い切り
サルのニルソン氏と馬の「おじさん」と三人で
トミーとアンニカのお隣の家に住んでいるピッピ


海賊のお父さんが大好きなピッピ
悪いやつは力でねじ伏せるピッピ(馬のおじさんも持ち上げます)
でも、素直にごめんなさいとありがとうが言えるピッピ


チョラホップ チョー ララララ チョラホップサンサ♪
チョラホップ チョー ララララ チョラホップサン ヘイ♪


映画のピッピ、とっても可愛かった
つぎはぎ壮に住みたかった


みんな 遊びにおいで
みんなで騒ごう
あたしのうちは猫屋敷
銭亀2匹 まき子もいるよ
みんなで愉快にすごそうよ


わたしの友だちが困っている時
わたしの友だちが苦しんでいる時
今でもわたしは ピッピになりたい
(大人なんですけどネ)



アストリッド・リンドグレーン 作
大塚勇三 訳
岩波少年文庫
 
家族が大好き 家族に好かれる自分が大好き
ありあわせのもので「最高」のお洒落をして
力は正義のために使い 友情と勇気を大切にして
毎日を楽しんで愛しんで生きる女の子 それがピッピ。
小学生のうちにぜひ読んで欲しい1冊です。
(ケストナー全集も、是非高橋健二さん訳でお楽しみください♪)



ピッピみたいな髪型にしてーと言ったら、母がやってくれたのは「花沢さん」…
「天然パーマか、中に針金入れないと無理なのよ~」いやーん!


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プレジデント

先日、電車に乗る時のお供に、中吊りが気になっていたプレジデントを買いました。

ぷれじ

大そうな書名のわりにいろんなことがわかり易く載っていて、気になることがある時に便利な一冊です。


電車が走り出し、プレジを開いて読み始めました。
ふっと目をあげて前を見ると、高級スーツに身を包んだ
かなりデキそうなタイプのサラリーマンが、同じ号のプレジを読んでいました。
  
   …目が合いました。
   …彼はわたしをキッと睨みつけるとプレジを仕舞ってしまいました(^m^)

いいじゃないですか~。わたしが読んでたって。
わたしは女性誌を全く読まない…というかヨメナイのですし。

・(仮)この春こそ痩せる!
 胃下垂で痩せぎす、トリガラコのヤセチビタ(**) ふっくら顔は「悲願」!
・便秘に効く○○○!
 胃下垂は便秘になりマセン(--) カタツムリのように食べた回数だけ出マス
・(仮)魅せるボディに効く下着!
 寄せて集める肉がありマセン
・(仮)手に入れたい素敵服!
 幼児体型に似合う服は限られていマス
・(仮)贅沢に、美味しい○○!
 胃下垂はもれなく胃拡張! 燃費が悪いので高級品は食べません
・(仮)男ウケするメイク!
 どうでもいい~(*o*) 校正中の目標は「顔を洗おう!」の低レベルふう
・(仮)デキる女になる!
 デキるおやぢにはなれてるようデス

どれもこれも…わたしにはあまりにも縁遠い特集…ぶほー。

主婦向け雑誌は『偉人伝』として時々買います(^m^)
片付けの達人や素敵な住まいの主は、わたしにとっては、まさに偉人。
偉人伝以上にわたしにとっては…とっては…ぐはぁっ。


新聞やニュースで情報が足りない、気になる時事問題がある時
わたしが読むのは週間ダイヤモンド、東洋経済、そしてこのプレジデント。

臨床検査薬品メーカーにいた時
セクレタリーという名の「小間使い」をしていました。
これらの雑誌は、読まされるうちに「読みたい雑誌」に昇格~♪
読むと、これがまた結構面白いんです。
生きている限り、誰しもが政治や経済とは無縁ではないから。


◇◇◇◇◇◇
母はお茶の水、父は早稲田という「学生の街」出身のせいか
どちらも読書家で、家にはたくさんの本がありました。

田舎の社宅に引越した時、近隣に本屋がないのに仰天!
「本を読まない子どもはバカになる」という信念? の元
母は 自宅→移動図書館の誘致→地域文庫 と
町に立派な図書館ができるまでの長い間、ボランティア活動をしていました。

毎月届くたくさんの本を母が仕分けする横で片っ端から読みました。
多い日には20冊以上も♪寝ないで読んだ日もありました。
母はなるべくルビ付の本を仕入れるようにしていたので
シェークスピアは幼稚園で、三国志は1年生で読破。
「すごい本読んでるのね~♪」と近所のおばさんに褒められたいばっかりに(^m^)

でも、巡りめぐって文字を仕事にしている今
膨大な量の「読書の抽斗」が、わたしの仕事を支えてくれています。


この「片っ端から」というのはよかったな、と思います。
こういう言い回しはカッコいい 美しい …という以上に
こういう言葉はつまらない 人を傷つける …などがわかるんですね。

音によるシチュエーション効果がない文字は
言葉本来の持つ意味が、直球で心に突き刺さります。
編集者が手を入れても尚残る、言葉の牙。
言葉は力だ、文字は力だ、言霊だ…というのは、こういうことか、と。

あとに残る「紙の仕事」では、慎重に言葉を選ぶ習慣がありますが
ネットやブログでも、同じように言葉を大切にして欲しいわたしです。
ほぼリアルタイムのコミュニケーションだけに、効果もショックも甚大です。
そして、残ったキャッシュは、常に「今」として蘇る。


たとえば 「バカ!」とひと言書いただけでは
冗談なのか、笑っているのか、呆れているのか、怒っているのか…全然わかりませんものね。

ちょっぴりおバカっぽくても、絵文字も顔文字も、いまや大切な文字でありコトバ…なのですね。
しかし仕事で顔文字を使うことはありえないし、同僚や友だちも使わないナァ。
顔文字のボキャブラリーが…少ないです(笑)


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